南野拓実 復活アシスト!右膝靱帯負傷から2カ月 

 「欧州リーグ・1次リーグ、コンヤスポル0-2ザルツブルク」(19日、コンヤ)

 第3戦が行われ、I組ではFW南野拓実(22)のザルツブルク(オーストリア)が敵地でコンヤスポル(トルコ)を2-0で下した。南野は後半33分から出場し、同35分の2点目をアシストした。H組でFW大迫勇也(27)のケルン(ドイツ)は敵地でボリソフ(ベラルーシ)に0-1で敗れ、開幕3連敗。大迫はフル出場した。J組でヘルタ(ドイツ)のFW原口元気(26)は1-2で敗れた敵地のゾリャ・ルガンスク(ウクライナ)戦で出番がなかった。

 鮮烈に復活をアピールした。右膝靱帯(じんたい)の負傷で戦列を離れてから2カ月。ザルツブルクの南野が公式戦復帰後2試合目で体を張ったプレーからダメ押し点を演出した。

 交代でピッチに送り込まれてからわずか2分だった。こぼれ球を拾った相手DFを追いかけ、そのバックパスを受けたGKに素早く体を寄せる。右足でボールをもぎ取ると素早く体勢を変え、走り込むFWダブルに横パス。しっかり決めたエースに飛びつき、喜びを爆発させた。

 6月から指揮を執るローゼ監督は試合内容を「強い意志を持って攻め込むことができた。守備が緩んだところで布陣を変更し、勝利を決定づけた」と評価した。14日の国内リーグ戦で復帰したばかりだが、早くも効果的なプレーで存在感を示した南野の印象は強かったはずだ。

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