スペイン連盟、選手に支払い滞納13億円 会長収監中で問題長期化か
スペインサッカー連盟から代表選手に対して支払われるべき広告収入1000万ユーロ(約13億2000万円)が未払いのままだという。18日までにスペインのマルカ紙が伝えた。
記事によると支払いが滞っているのはブラジルW杯以降、選手たちが出演したCMやキャンペーンでの肖像権に関わるもの。出演回数や代表招集の回数によって受け取るべき額は選手個々でかなり違うと考えられる。複数の選手がすでに状況の問い合わせをしており、事態に進展がないようなら正式な形で請求する構えを見せているという。
スペイン代表のロペテギ監督はW杯への影響を考慮し早めの決着を求めているが、連盟のビジャール会長は汚職容疑で収監されており事実上のトップ不在状態。問題が長期化することも考えられる。