ハリル監督、報道陣に熱血講義 “ボール保持率信仰”の迷信説く

 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(65)が熱血教師と化した。日本サッカー協会は28日、親善試合・ニュージーランド戦(10月6日・豊田ス)、同・ハイチ戦(同月10日・日産ス)に臨む日本代表メンバー24人を発表。指揮官は代表発表を前に、約20分間、身ぶり手ぶりを交えて報道陣を生徒役に口角泡を飛ばした。

 ボール保持率を重視する傾向にある日本のサッカー界に対し「ポゼッションが高ければ勝てるというのは真理ではない」と訴えた。

 用意させたホワイトボードにパリサンジェルマン(PSG)が3-0でバイエルンを下した前夜の欧州CLのスタッツを記入。「PSGのポゼッションは37%。上回ったものがデュエル(1対1)の成功率でした」と実例を挙げた。

 指揮官は日本独自のサッカー構築の必要性を訴える。選手には日本人の特徴を元に目指すべき道を説いた文書を配布。試合を支配してW杯出場を決めた8月31日の豪州戦を「これからの基準になる試合」と位置づけた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス