本田2戦連発ならず 後半開始から出場も得点に絡めず

 「メキシコ1部リーグ、ティフアナ2-1パチューカ」(25日、ティフアナ)

 パチューカの日本代表FW本田圭佑(31)は、アウェーのティフアナ戦に後半開始から途中出場。2試合連続得点はならず、試合は1-2で敗れた。

 前半に退場者が出たパチューカは数的不利となり、本田は中盤で孤立する場面が目立った。後半17分に訪れたゴール前、約35メートルのFKではキッカーを任されるなど、チーム内での存在感も日ごとに増す。敵地のファンからボールを触るたびにブーイングを浴びるなど注目度も抜群だった。

 アロンソ監督は「まだ完全にチームに適応できていない」と連係面での課題を指摘。それでも、右ふくらはぎの故障で出遅れたコンディションに大きな問題はなさそうだ。本田は試合後、無言でスタジアムを後にしたが、ファンからの記念撮影には気軽に応じた。

 デビュー戦で約30分、この日は約45分。W杯最終予選に向けた最終合宿で、どれだけ仕上がるか。

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