飛行機事故から9カ月、浦和と対戦のシャペコエンセ監督「タイトル持って帰りたい」

 サッカーのスルガ銀行チャンピオンシップ(15日、埼玉スタジアム2002)の前日会見が14日、試合会場の埼玉スタジアムで行われた。

 浦和と対戦するシャペコエンセ(ブラジル)からはエウトロピオ監督と、2011年にJ2東京Vに所属したDFアポジが出席。エウトロピオ監督は「明日の試合は非常に難しい試合になる。長旅の疲れ、時差の影響もある。それに非常にレベルの高い相手とやるのは分かっています。私はシャペコエンセの監督に就任してからわずか30日と短いが、選手を信頼している。良い試合になると思う。国際タイトルをブラジルに持って帰りたい」と意気込んだ。

 シャペコエンセは、昨年11月に発生した航空機事故で多くの犠牲者が出たクラブ。浦和からは堀監督とMF阿部が出席して、阿部は「サッカー、スポーツはいろんな方に力や元気を与えられると思うので、明日の試合も日本でもそうですし、ブラジルでも注目されていると思うので、素晴らしいゲームをしていろんな人にパワーを与えたいと思います」と話した。

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