J1で降格圏の17位と低迷している広島は4日、森保一監督(48)の退任を発表した。
森保監督退任の一報に浦和のミハイロ・ペトロビッチ監督(59)は苦渋の表情を浮かべた。4日、さいたま市内での練習後「心が痛い」と口にした。
07年9月から09年まで、森保氏はペトロビッチ監督率いる広島でヘッドコーチを務めた。1日の浦和-広島戦が森保氏の最後の指揮。くしくも引導を渡す形になった。「ポイチさんは素晴らしい指導者。神が彼に与えた休養だと思う。もっといいクラブで指揮をとるチャンスがあるかもしれない」とエールを送った。