「Ｕ－２０Ｗ杯・１次リーグＤ組、日本－ウルグアイ」（２４日、水原）

　１次リーグＤ組の日本は２４日午後８時から行われる第２戦で、勝ち点３で並ぶ南米予選１位のウルグアイと対戦する。２３日は水原で調整。２－１で逆転勝ちした南アフリカとの初戦で決勝点をアシストしたＦＷ久保建英（１５）＝ＦＣ東京Ｕ－１８＝は、９９年に大会前身の世界ユース選手権でウルグアイを倒して決勝進出を果たしたＭＦ小野伸二（３７）＝札幌＝ら黄金世代の再現を目指す。　１次リーグ最大の強敵を前に、久保のモチベーションが高まってきた。「（ウルグアイは）非常にレベルが高くていいチーム。正直、映像で見ただけじゃ分からない。ピッチで見てから考えたい」。前日練習では控え組に入ったが、セットプレーの練習では直接ＦＫを決めるなど、好調をアピールした。

　日本はウルグアイと１８年前の世界ユース選手権の準決勝で対戦し、２－１で勝った。優勝候補を倒し、国際サッカー連盟主催大会で初の決勝進出を果たした。久保は映像で見て知っているという。

　「非常にレベルの高い試合で、より緊張感が増す。その相手にいい結果を残すことで自分の目指す大会（優勝）に近づく」。黄金世代を超える衝撃を、久保ら“新黄金世代”が今大会で巻き起こせるか、注目の一戦だ。