久保建英がトップデビュー!無得点もFK自ら蹴った

ドリブルで攻め込み、札幌・前寛之に倒されながらシュートを放つFC東京・久保建英。ファールをもらいフリーキックを得る
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 「ルヴァン杯・1次リーグ、FC東京1-0札幌」(3日、味の素スタジアム)

 U-20W杯日本代表に15歳で飛び級選出されたMF久保建英が後半21分に永井に代わって途中出場し、トップチームでの公式戦に初出場した。無得点だったものの、自らが倒されて得たFKでキッカーを務めるなど、存在感を示した。

 15歳10カ月29日での出場で、2004年に15歳10カ月20日で出場したFW森本貴幸(当時、東京V)に次ぐ、歴代2位のリーグ杯年少出場記録となる。

 試合前の選手紹介で名前を呼ばれると、一番の声援でサポーターから歓迎された。前半31分にMF永井が移籍後初得点となる先制ゴールを決めた際には、ベンチから身を乗り出す姿も大型ビジョンに映し出された。

 選手交代をスタッフが告げただけで客席からは拍手が起きた。4-5-1の右サイドの攻撃的なMFに入った。投入直後、セットプレーからの流れでボールを受けシュートしたが、相手選手にブロックされた。後半30分にMF東が投入されると、久保はFWピーター・ウタカのやや後方で2トップ気味のポジションをとった。

 後半39分には敵陣をドリブルで駆け上がりファウルを得た。倒れた後、自らボールを抱えキッカーをアピール。正面やや左寄り、ゴールまで約20メートルの距離から左足で狙ったが、枠の左上に外した。

 無得点で試合を終えたが、スタンドからは「タケフサー」と歓声が飛んだ。「シャー!」と呼ばれる、腕をまわしてガッツポーズをするFC東京勝利の儀式も決勝点を奪った永井と敢行。照れくさそうに勝利の喜びをサポーターと分かち合った。

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