被災のJ2熊本、4期連続黒字決算 地震発生直後は1億円超赤字予測も

 J2熊本を運営するアスリートクラブ熊本は25日、熊本市内で定時株主総会を開き、第13期(16年2月1日~17年1月31日)の決算が承認された。昨年4月の熊本地震発生後は1億円を超える赤字を予測していたが、869万円の当期純利益を計上して4期連続の黒字となった。

 地震でクラブハウスが損壊するなど約9000万円の経費増があったが、全国からの支援金約7000万円やJリーグからの補塡(ほてん)金約3000万円などにより黒字となった。

 第14期(17年2月1日~18年1月31日)の営業収入見込みは前期比約4900万円増の7億6900万円。池谷友良社長は「全国に支援していただいた感謝を伝え、頑張る姿を届けたい。地震の影響がどう出るか分からず厳しいが、前向きに一歩踏み出す」と決意を示した。

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