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なでしこ初代表・上野、地元・熊本で初ゴール誓う「みんなに勇気与えたい」

 コスタリカとの国際親善試合(9日・熊本市えがお健康スタジアム)に臨むサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」が3日、熊本県内で合宿を開始した。昨秋のU-20(20歳以下)女子W杯で得点王となったFW上野真実(20)は初の代表入り。故郷・熊本で代表初ゴールを決め、2年後の女子W杯と3年後の東京五輪へ名乗りを上げる。

 不思議な縁に引き寄せられた。念願の代表初選出が熊本地震復興支援マッチ「がんばるばい熊本」。上野は「地元の熊本でプレーできるのがうれしい。緊張しているけど、チャンスがあればものにしたい」と初出場での初得点を宣言した。

 熊本市出身だが“地元枠”で選ばれたわけではない。昨年末のU-20女子W杯で5ゴールを挙げて得点王。米国との3位決定戦でも決勝点を決め、日本の銅メダル獲得に貢献。決定力を武器に、日本代表のユニホームに袖を通した。

 「上野が熊本出身とは知らなかった」と笑う高倉監督も「まだ粗削りだが、得点や前線でくさびとなって攻撃のスイッチを入れるなど長所を出してほしい」と期待を寄せる。

 中学・高校時代は女子サッカーの強豪、神村学園(鹿児島)で技術を磨いた。卒業後は環太平洋大短大部(愛媛県宇和島市)に通いながら、提携するなでしこリーグ2部の愛媛FCレディースでプレーする。

 地震発生後は熊本に戻る機会がなく、代表合宿が始まった3日に久々に故郷に帰った。飛行機からは地震で甚大な被害を受けた熊本県益城町の風景が見えた。「がれきや(屋根を覆う)シートが見えた。苦しい生活が続いていると思う。自分の得点で(地元の)みんなに勇気を与えたい」と誓いを新たにした。

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