C大阪・清武ヒヤリ…練習切り上げも大事には至らず「蛍の魂を感じた」
日本サッカー協会は16日、W杯アジア最終予選B組でアラブ首長国連邦(UAE)、タイとの2試合に臨む日本代表メンバー25人を発表した。
代表に選出されたC大阪MF清武弘嗣(27)は大阪市此花区の舞洲練習場で鳥栖戦(18日、金鳥ス)に向けて調整。ミニゲームで同僚のMF山口蛍(26)と激しく接触した際、右すねを打撲した。右足を引きずりながら練習を途中で切り上げ、周囲をヒヤリとさせる一幕もあったが、大事には至らなかった。
練習後、取材に応じた清武は「大丈夫です。(山口)蛍の魂を感じた。あれくらい球際は行かないと。今のセレッソには必要だし、代表でも求められている」と笑顔を交えながら話し、軽傷であることを強調した。
1-2で敗れた昨年9月のUAE戦(埼玉)では先発出場しながら62分間で交代。「悔しい思いはある。このアウェーは特に大事になる」とリベンジを誓った。
4年半ぶりの古巣復帰で12年6月以来となる国内組での選出。「やれることをしっかりやりたい。セレッソの一員としてW杯を目指す形になる。セレッソのエンブレムを背負って、蛍と一緒にまずは土曜日(鳥栖戦)に勝ってUAEに向かいたい」とリーグ戦初勝利を見据えた。