ＪリーグのＪリーグの原博実副理事長（５８）は１０日、東京都文京区のＪＦＡハウスでＹＢＣルヴァンカップについて取材に応じた。

　ルヴァンカップは今年から若手発掘、育成の試みとして、２１歳以下の選手を最低１人先発出場させることが義務づけられている。「若い選手がスタメンで出るところが見どころの１つ」と観戦を呼びかけた。

　原副理事長はＦＣ東京監督時代の２００７年、７月の同大会準々決勝横浜Ｍ戦で、ＤＦ長友佑都（インテルミラノ）をデビューさせた。「長友を最初に使ったのもこの大会。中沢にヘディングで競り勝って、アイツは誰だ？となった。そこから五輪に入っていった。公式戦は若い選手が目に見えて伸びるきっかけになる。楽しみがあるね」と新たな若手の台頭に期待した。

　また、ルヴァンカップ開幕戦にあたる３月１５日の第１節全会場で、ヤマザキビスケット製品「Ｌｅｖａｉｎ　Ｌ」を来場者全員にプレゼントすることを発表した。