横浜M・MF斎藤 決意の「10」初披露 伝統的背番号に覚悟「プレッシャーを」
「練習試合、FC東京4-2横浜M」(9日、シーガイヤイベントスクエア)
宮崎市内でキャンプ中のJ1横浜Mは9日、FC東京と練習試合を行い、2-4で敗れた。前日に今季の契約を更新した日本代表MF斎藤学(26)は、前半のみ出場。今季からの新番号である背番号「10」を初披露した。
決意と覚悟の証しだった。「練習生」として参加した7日の大宮との練習試合では旧来の11番だったが、この試合から10番デビュー。無得点ながら、キレのある動きを見せた。
自らの希望でエース番号を背負った。「10番をつけることで、うまくなるわけではないけど俊さん(中村俊輔)、(山瀬)功治さん、(木村)和司さんといった偉大な先輩たちが背負ってきた番号。責任感もあるし、自分にプレッシャーをかける意味でも」と説明。名門をけん引する旗頭としての自覚を胸に、新シーズンを迎える。