清武争奪戦勃発 FC東京、神戸、C大阪が参戦、自身も日本復帰に前向き

 大型補強でJ1初制覇を狙うFC東京がスペイン1部セビリアの日本代表MF清武弘嗣(27)の獲得に乗り出していることが29日、判明した。スペイン地元紙「マルカ」によると、Jリーグの3クラブが興味を示しており、清武も日本復帰に前向きという。複数のJリーグ関係者によると、古巣のC大阪と神戸も参戦し、日本代表の司令塔の大争奪戦に発展しそうだ。

 セビリアは27日にアルゼンチン代表MFモントーヤの獲得を発表。EU圏外の選手枠を一つ空けなくてはいけない状況で、ブラジル代表MFガンソと清武が放出候補に挙がっているという。日本代表MFは今季加入したものの、これまでリーグ戦4試合出場。ドイツや米国のクラブも今冬の獲得に関心を示している。

 FC東京は、清武が2012年にドイツのニュルンベルクに移籍してから継続的に動向をチェックしてきた。高精度のパスとドリブルで操れる日本代表の新司令塔が加われば、J1初優勝に大きく近づく。

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