レスターVキセキの真ん中に岡崎がいた

 FW岡崎慎司(30)が所属するレスターがイングランド・プレミアリーグ初優勝を決めた。2位トットナムが2日、チェルシーと2-2で引き分け、残り2戦で逆転される可能性がなくなった。岡崎ら選手はFWバーディーの自宅に集まってトットナム戦を観戦。優勝が決まった瞬間、肩を組み、抱き合って歓声をあげた。1884年のクラブ創設から132年での初優勝。プレミアリーグ復帰2年目の小規模クラブが、世界のサッカー史上に残る奇跡を成し遂げた。

 岡崎やエースのバーディー、マレズらレスターの選手全員が笑顔で、子どものように跳びはねる。「俺たちがチャンピオンだ」と声を上げ、互いに抱き合って喜びを分かち合った。クラブ創設から132年。初めてリーグの頂点に立った。

 選手はバーディーの自宅に集まり、優勝の行方が決まるトットナム-チェルシー戦をテレビ観戦した。歓喜の瞬間が近づくと互いに肩を組み、固唾(かたず)をのんで画面を見守る。試合終了の笛を合図に、パーティーが始まった。

 プレミア復帰の昨季は、終盤の追い上げで何とか残留したが、今季も監督が交代し、チームづくりは大幅に遅れた。開幕前はアマチュアや4部チームとの試合で苦戦した。しかし、そんな弱小チームを主力として引っ張ったのが加入1年目の岡崎だった。

 シーズン序盤は「プレミアに慣れるため、試合に出るため」に走り回って主に守りで貢献し、ラニエリ監督の信頼を得た。だが、昨年10月からは約2カ月控えに。点取り屋の持ち味を発揮できず、「自分が出たら『守備的な戦いをする』となってしまった」と苦悩の日々を送った。

 今年に入ると「使われたら絶対点を取るとスタンスを変えた」とゴールへの意識を高める。自身が無得点に終わるとチームが勝っても不満げな顔を隠さなくなった。1月のイングランド協会杯のトットナム戦で見事な個人技で得点すると再び先発に定着。3月のニューカッスル戦ではオーバーヘッドキックで決勝点を挙げた。

 英国のブックメーカーが開幕前につけたレスターの優勝オッズは超大穴の5001倍。そんな世間の低評価を覆しての栄冠に、岡崎は「みんな苦しい思いをしてきて、日の目を見なかったメンバー。野望や気持ちを持っていて、それが体現できた」と胸を張った。雑草集団は試合ごとに自信を深め、史上最大の番狂わせを成し遂げた。

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