【一問一答】長友ナポリに完勝

 「イタリアリーグ、インテルミラノ2-0ナポリ」(16日、ミラノ)

 サッカーセリエA第33節インテル・ミラノ対ナポリが16日夜(日本時間17日早朝)、ミラノのサン・シーロ・スタジアムで行われ、インテルが2位のナポリに2-0で勝利を収めた。インテルの日本代表DF長友佑都は左サイドバックでフル出場し、ナポリの3トップの右サイドの点取り屋カジェホンをほぼパーフェクトに抑え、守備で大きく貢献した。インテルは3位のローマと暫定で勝ち点差を3に縮めた。以下、試合後の長友との一問一答。

  ◇  ◇

 -見事な勝利だった。

 「うれしいです」

 -2-0で勝てると思っていたか。

 「2-0とは思っていなかったですけれどね。正直、勝っても1点差ぐらいかなと思っていました。均衡した試合になるのではないか、と思っていました」

 -組織的な守備からの手数(てかず)をなるべく中盤にかけないで、前線に持っていくというチームの意思疎通がよくできていた。

 「かなり統一はできていた。ナポリがボールを持つと攻めてくるんで、我慢して守ってショートカウンターあたりを使おうという話をしていましたね」

 -FWカジェホンをしっかり抑えていた。

 「僕の仕事はそこだったんで、マンチーニ監督からも“絶対に抑えてくれ”と言われていましたし」

 -どういう対策をしたのか。

 「とにかく彼は裏を取るのがうまいので、セリエAの中でも裏を取るのが最高にうまい選手だと思いますね。だからそのタイミングを…裏を取られないように、ということを僕は気をつけてやっていましたね」

 -前半で2点を取って、後半に入っても集中力が途切れることなくできていた。

 「そうですね、個人的にもやっぱり2試合前の退場した試合で悔しい思いをしてたので、とにかくその分取り返したいと、チームに貢献したいという強い気持ちがありました」

 -後半に相手との接触プレーで腰を強打していたが。

 「あれは全然大丈夫です。時間稼ぎしてましたんで。僕もずる賢さを覚えてますね(苦笑)」

 -前半19分、ナポリのカジェホンが裏を抜けてきて、GKハンダノビッチがクリアというシーンがあった。あれはハンダと(意思の疎通が)できていたのか。

 「キーパーが出るっていう形で出ようとしてたんで、そこはキーパーに任せて僕はゴールへのカバーということだった。そこはもう長いことやってるんで、大丈夫でした」

 -今日の勝利で3位が視野に入ってきたか。

 「いや、でも(現在3位の)ローマがどうなるかわかんないですしね。結局、自分たちの残り5試合をとにかく勝ち続けると意識して、他を見ないでやりたいなと思います」

 -九州で大きな地震があったが(東福岡)高校時代の知り合いとは連絡が取れたか。

 「知り合いにも連絡をとりましたけど、やっぱり余震も続いているので…。子供もいる友達もいたりして、すごいおびえていると聞いています。ただ本当に、自分ができることがちっぽけすぎて何もできないっていうことがほんとに悔しいですよね。ただやっぱり、こうやって試合でイタリアで頑張ることで(被災地の人に)“長友が頑張っている”というふうに元気とか希望を届けられたらうれしいなと思って、とにかくこっちでやれることをやります」

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