「J1、仙台1-3G大阪」(10日、ユアテックスタジアム仙台)
エースが目覚めた。G大阪・宇佐美が今季リーグ戦初ゴールを決めた。2月20日の富士ゼロックス・スーパー杯以来、1カ月半も点がなかっただけに「監督が辛抱強く使ってくれていた中で、やっと取れた」とうなずいた。
前半14分。ハーフウエーラインやや手前の自陣でこぼれ球を拾ったときには「一人でシュートまで行くと決めていた」。勢いのまま駆け、右足の20メートル強のミドルシュートを低い弾道で右隅に突き刺した。
攻撃では自由に動き、守備に回るとFWの長沢と前線から追った。「これでリズムに乗れる」と巻き返しを期した。