田嶋氏、原氏で会長選“一騎打ち”

 日本サッカー協会の役員改選に伴う会長選挙が21日に告示され、田嶋幸三副会長(58)と原博実専務理事(57)が正式な会長候補者となった。

 告示前に行われた理事会では、既に実施されていた理事28人の投票結果を公表し、19対9で上回った田嶋副会長を理事会の候補者として推すことを決定。原専務理事は田嶋氏とともに評議員推薦で会長候補として必要な7票以上を得ており、要件は満たしている。

 その後、両者は討論会を行い、意見をぶつけあった。田嶋副会長は19年からJリーグの開幕時期を春から夏に変更するシーズン移行案を示しており「さまざまなメリットがあるが、一番は東京五輪に向けたチームの強化」などと説明。移行に慎重な姿勢の原専務理事は「実際に移行するには難しい部分もある。今やるべきは12月にサッカーをやれる環境を整え、公式戦開催可能な時期を伸ばすこと」などと語った。

 選挙は31日の臨時評議員会で実施され、各都道府県協会やJ1クラブ、関連団体の代表者で構成される評議員75人が投票を行い、第14代会長を決める。

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