本田途中出場 ミラン1カ月ぶりの勝利

 「イタリアリーグ、ACミラン2-1サッスオロ」(25日、ミラノ)

 サッカーセリエA第8節、ACミラン対サッスオロが25日、ミラノのサン・シーロ・スタジアムで行なわれ、ミランが2-1で勝利を収めた。ミランは9月22日の第5節ウディネーゼ戦以来、約1カ月ぶりに勝ち点3を稼いだ。日本代表MF本田圭佑は、後半開始から2度に分けて合計35分間ほどアップし、後半44分に出場した。この勝利でミランは10位に浮上した。

 試合は前半29分、FWバッカが右サイドからドリブルで攻め上がった。そしてエリア内右サイドのシュートの際にサッスオロのGKコンシリと交錯。このプレーに対して主審はGKにレッドカードを出して退場処分とした。このPKをバッカが31分にきっちりと決めて、ミランは先制点を挙げた。前半はそのまま1-0で終了した。

 しかし後半7分、サッスオロはFWバラルディが右サイド25メートルの位置からのFKをダイレクトなシュートで決めて、同点にした。この瞬間、アップしていた本田が呼ばれ、ベンチに戻った。しかし投入されず、再び15分からアップを再開した。そしてミランは41分、MFボナベントゥーラの右CKを途中出場のFWルイス・アドリアーノがヘディングシュートで決め、2-1と勝ち越した。本田は同44分からピッチへ入ったが、目立ったプレーはなかった。

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