「W杯アジア2次予選、シリア-日本」(8日、マスカット)
シリア代表のイブラヒム監督は7日、記者会見で「シリアは地域によってはひどい状況にある。われわれがここにいるということを示したい。われわれは死なない」と、内戦の続く国を背負って戦う覚悟を示した。
シリアにとってのホーム試合は自国での開催が認められず、日本戦も中立地で行われる。9月3日のシンガポール戦もオマーンで戦って勝利を挙げるなど、初戦から3連勝で日本を抑えて首位に立つ。監督は「ここはホームだ。日本のことはリスペクトするが、恐れてはいない。勝ち点3のためだけにいる」と言い、中立地開催もマイナスではないと強調した。