浦和、無敗年間Vへ!武藤&興梠弾!

 「J1、松本1-2浦和」(11日、松本)

 立ち止まるわけにはいかなかった。第1ステージを制した浦和が実質6バックの守備的布陣を敷いた松本を敵地で退け、後半戦も白星スタート。前半12分にMF武藤雄樹(26)が先制点を挙げると、後半7分にもFW興梠慎三(28)が加点。1点を返されたが、リードを保った。

 ペトロビッチ監督の言葉には実感がこもっていた。「私自身、ハッピーなのは今季もう松本戦がないことだ」。徹底して浦和の良さを消すべくマンツーマンで奔走する相手に苦戦をしいられた。「今日のサッカーは、サッカーではない内容だった」と指揮官は振り返るが、それでも勝つのが、第1ステージを17戦無敗で駆け抜けた強さか。「めっちゃ疲れたけど、チームとして揺るぎない勝利への執念を見せれたかな」とMF柏木陽介(27)は語った。

 先制点のMF武藤は8月の東アジア杯(中国・武漢)の予備登録メンバーの50人に入った。「もちろんうれしいけど、浦和でのプレーを評価されてのこと。これを続けたい」。浮足立つ選手は誰もいない。だからこそ、浦和は強い。

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