スアレス“股抜き”2発でバルサ快勝
「欧州CL準々決勝第1戦、PSG1-3バルセロナ」(15日、パリ)
バルセロナのFWルイス・スアレスが鮮やかな2ゴールで存在をアピール。敵地での第1戦でパリ・サンジェルマン(PSG)を下す立役者となった。16日のスペイン紙マルカなどが報じた。
「噛み付き」から「股抜き」に“変身”した。ネイマールの先制点の後の後半22分、右サイドからブラジル代表DFダビドルイスを股抜きしたスアレスは、エリア内に侵入すると別2人の敵選手もかわして自身1点目。同34分にはカウンターから再びダビドルイスの股間にボールを通し、GKシリグがどうすることもできないシュートをゴールネットに突き刺した。
インターネット上には「足元ががら空き」という皮肉で、パリの象徴エッフェル塔の上部にダビド・ルイスの顔写真を貼り付けた画像も登場した。
FWメッシもかすむ活躍を見せたスアレスは、股抜きでのゴールについて「あの瞬間で僕に残された最後の選択肢。3点目はチームに落ち着きを与えた」とコメントした。
もっとも「僕らはいいリードを手にしたけど決着はついていない。相手は十分なレベルの高さがあるから何があるか分からない」と第2戦に向けて油断がないことを強調した。