長友 長谷部、内田らの復活「信じる」
「イタリア1部リーグ、インテル・ミラノ0-0ウディネーゼ」(27日、ミラノ)
セリエA第30節インテル・ミラノ対ウディネーゼが27日夜(日本時間28日早朝)、ミラノのサンシーロ・スタジアムで行われ、0-0で引き分けた。日本代表DF長友佑都は左サイドバックで先発出場し、後半41分にFWミリートと交代した。試合後の長友のコメントは以下の通り。
【長友の一問一答】
-勝ちたかった試合に勝てなかった。その理由は。
「後半あれだけ決定的な場面があって、自分たちのサッカーができたと思う。ただ結局、ゴールを取れなければ試合には勝てない」 -どうしてゴールが奪えなかったのか。
「こればかりは神様ではないので見えない(笑)。確実に決定機を外してしまった。決定力不足」
-シュート数がインテル11本、ウディネーゼは5本だった。
「相手の倍打っている。サッカーはそういうもので数を打っていても入らないときは入らない」
-今年に入ってから、そういう試合が多いようだが。
「ちょっと今年は多い」。
-相手が守備を堅めてきて、思ったように押し崩したということがなかったのでは。
「前半は相手がマンマークでついていたし、なかなか難しかった。後半はスペースができて決定機も作れたし、自分たちのサッカーが前半よりはできたと思う。また、ちょっと点が取れないのは難しい。結局は勝てないね…」
-足を痛めたのか。痛そうな様子だったが。
「張りが少しあったんで。でも全然問題ない」
-左足か?
「そうですね。全然痛みとかではない。今、そんなに無理するところではないので、W杯もあるので」
-日本代表の長谷部、内田に続き、吉田麻也が膝を痛めたらしいが、W杯に向けて不安はないか。
「W杯まで、まだ時間はある。ネガティブに考えてもしようがないので、彼らの復帰を信じて待つだけ。あとは自分たちのパフォーマンスを上げていくだけ。そのへんネガティブな出来事に一喜一憂して自分の今やることを見失っていては意味がない。彼らのことは信じている」
-トヒル会長が試合後、ロッカールームに来たそうだがどんな話をしたのか。
「ロッカールーム?ちょっと見てないです」
-体幹の本を出した。
「はい、もう体幹パワーで。続けてきたっていうことは裏切らない。今日も後半の部分で相手との1対1でクロスを上げたりシュートまで持って行けたり…というのはブレない体をこれまで作って来れたからだと思う。体幹パワーです(笑)」