審判がCロナ、セルヒオラモスに反撃
サッカーのスペイン1部、レアル・マドリードのFWクリスチアノ・ロナウドとDFセルヒオラモスの“口撃”に対し、スペインの審判技術委員会が異議を唱え、スペイン協会の競技委員会に両選手への処分の可能性を検討するよう要望するという。25日のスペイン紙マルカ、アスが報じた。
23日のバルセロナ戦で敗れたレアルの2選手が、ウンディアノ・マジェンコ主審の判定について激しい調子で非難したのを受けてのもの。後半に一発退場の処分を受けたセルヒオラモスは「誰だってミスはするが、ここまで来ると図々しい。彼らが望んでいたのは順位表のバランスを取ることでそれを成し遂げた」と、審判が意図的に一方のチームに有利になるよう裁定していたと指摘。
ロナウドも「レアル‐バルセロナのような試合にはそれに相応しいレベルの審判がいるべき。試合を通してたくさんの判定ミスがあり、マドリードが勝たないことを望んでいる人たちがたくさんいたのかも知れない」と、同様に“妨害”があったとしている。
レアル‐バルセロナの“エル・クラシコ”ではPKが両軍合計3本となる激しい試合となった。