バレンシア新オーナーにシンガポール人

 出資者を探していたサッカースペイン1部リーグ、バレンシアをシンガポールの大物、ピーター・リム氏が買収する見通しが強まっている。同氏は世界でも有数の資産家で、クラブが抱える借金返済のほか冬市場で補強に動くだけの資金を投入するという。

 23日のスペイン紙、マルカによると、ポルトガル代表のFWクリスチアノ・ロナウドら有力選手や監督のマネジメントを一手に引き受ける有力代理人、ホルヘ・メンデス氏の仲介でクラブの買収が進んでいるという。バレンシアのアマデル・サルビオ会長は「バンキアからOKが出しだい彼はバレンシア入りする」と、メーンバンクの決定を待つだけだとした。

 バレンシアの強化部門では、ルフェテGMに続き元アルゼンチン代表のDFアジャラのスポーツディレクター就任が内定。解任したジュキッチ監督の後任にはサン・ロレンソ(アルゼンチン)で優勝したピッツィ氏の招聘が濃厚とされている。

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