1トップ岡崎2発で勝利「いい状態」

 「ブンデスリーガ、ブレーメン2-3マインツ」(24日、ヴェーゼルシュタディオン)

 13節の2試合を行い、日本代表FW岡崎慎司(27)が所属するマインツはアウェーでブレーメンと対戦し、3‐2で勝った。岡崎は1トップでフル出場し、2点を決めて勝利に大きく貢献した。ハノーバーの同DF酒井宏樹(23)もアウェーのハンブルガーSV戦でフル出場したが、こちらは1‐3で敗れた。

 岡崎が今季2度目となる“マルチゴール”をマークした。まずは1‐0で迎えた前半17分。クロスバーからのはね返りを左足ダイレクトボレーで強烈に突き刺し、自身の1点目。さらに2‐0の後半25分には、右からの折り返しをきっちりと沈めた。

 相手のホームスタジアムが静まり返る中、ストライカーらしい決定力を見せつけた殊勲の背番号「23」はチームメートに飛びつき、歓喜を表現した。その後マインツは2点を返されたが、結果的には岡崎の2発が効いて何とか逃げ切った。

 試合後の岡崎はもちろん上機嫌。「1点目は(浮き球をダイレクトで合わせる形だったので)結構難しいと思ったが、思い切って振り抜いたら入ったので良かった。2点目はいいボールが来たので決めないと(いけなかった)」と笑顔で振り返った。

 サイドハーフから本職であるFWにポジションを戻されたことで、調子が上向いてきたようだ。「FWで点を取っているのは自分にとって大きい。(監督の)期待に応えられている」と胸を張った後、「いい状態でサッカーができている。今季これで5点だが、2桁はいきたい」と意欲を見せた。(ブレーメン・浜田恵子)

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