本田1次リーグ敗退…試合後は無言

 「欧州CL・1次リーグ、マンチェスターC5‐2CSKAモスクワ」(5日、マンチェスター)

 D組はMF本田圭佑(27)のCSKAモスクワ(ロシア)が2‐5でマンチェスター・シティーに敵地で敗れ、同組3位以下と1次リーグ敗退が決まった。本田は後半34分に退くまでトップ下でプレーした。

 報道陣の前に姿を現した本田は、悔しさを全身からにじませていた。口は真一文字に結んだまま、ひと言も発することなく、バスへ一直線。その姿がこの試合のすべてを物語っていた。

 マンCのキックオフで始まった試合。巧みにボールをキープされ、初めてCSKAの選手がボールに触ったプレーで、PKを与え、開始3分で失点。その後もワンサイドゲームで、FWネグレドのハットトリックなど5失点した。

 前日練習で左膝を痛めた本田だったが、セカンドトップとして先発。繰り返しパスや連係プレーで決定機をつくろうと試みる。「ケガの程度は軽く、プレーする準備はできていた」とスルツキ監督。だが実際は何本かFKをチームメートに譲るなど、無理がきかなかったようだ。

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