大仁会長、辞意の田中専務理事を慰留
日本サッカー協会の大仁邦弥会長(68)は1日、体調不良を理由に辞任を申し入れた田中道博専務理事(55)を慰留したことを明らかにした。田中専務理事はめまいや頭痛などを訴え、8月末から自宅で療養中。大仁会長は「慌てて結論を出す必要はない」と引き留めると、田中専務理事は「考えます」と再考する意向を示したという。
今年6月まで日本体協の理事を務めていた田中専務理事は一部でセクハラ疑惑を報じられ、日本サッカー協会が調査した経緯がある。大仁会長は「(セクハラは)ないと思うが、(体調への)影響はあるかもしれない」と指摘。病状の詳細、復帰時期は不明という。
