サッカーフランス１部リーグ、モナコのＤＦエリック・アビダルが１年半ぶりにフランス代表に復帰することになった。９日のスペイン紙スポルトが報じた。腫瘍摘出手術、リハビリを経て今年４月に前所属のバルセロナで試合復帰しているが、ほぼ実戦経験がないままの代表復帰になる。

　フランス代表のデシャン監督は「精神状態についてしっかりと彼と話をした上で決めた」と、選手の心理状態、さらに経験を十分に買ったうえでの人選だとした。アビダルのここまで最後の代表でのプレーは昨年２月２９日のドイツとの親善試合となっている。

　他メンバーではＵ-２０Ｗ杯優勝の主要メンバー、ＭＦコンドグビア（セリビア）がフル代表に引き上げ選出。また２０１２年欧州選手権の期間中に取材記者を罵倒し、その後メンバーから外れていたＭＦナスリ（マンチェスターＣ）が代表復帰する。