宮市“凱旋PK弾”でアーセナル快勝

 「国際親善試合、名古屋1-3アーセナル」(22日、豊田)

 愛知・豊田スタジアムで約4万3千人を集めて行われ、イングランド・プレミアリーグで昨季4位の強豪、アーセナルが地元・愛知県出身のMF宮市亮(20)のPKなどにより、J1名古屋に3‐1で快勝した。アジアツアーの一環として来日したアーセナルは26日に埼玉スタジアムでJ1浦和と対戦する。

 アーセナルの宮市は左MFで先発し、ゴールはPKから生まれた。前半26分に味方が得たチャンスをゴール左に決め、後半からはベンチに退いた。右足首故障を繰り返し、3月には手術を受けた20歳は「走り切れていないし、課題が明確になった」と、得点の余韻に浸ることはなかった。ベンゲル監督も「体力面が戻っていない」と指摘した。

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