ポポ惜別弾…神戸がレアンドロ獲りへ

 「J2、神戸2-0長崎」(22日、ノエスタ)

 首位のG大阪はホームで岡山と1‐1で引き分け、連勝が6で止まった。勝ち点は43。2位の神戸は2‐0で3位の長崎を下して勝ち点を41に伸ばし、トップと2差に縮めた。長崎は同35。

 J2神戸のFWポポ(34)が6月末で退団することが22日、濃厚となった。29日のアウェー熊本戦(うまスタ)が最終戦となる。ポポの代役FWとして、アル・サッド(カタール)からG大阪に期限付き移籍中で、今月末での退団が決まっているFWレアンドロ(28)の獲得を目指し水面下での交渉を続けている。

 ポポは今季、J1浦和から完全移籍で2年ぶりに神戸に復帰。ここまで出場停止の1試合を除く19試合に出場し、チームトップタイの7ゴールを挙げている。

 ホーム最終戦となったこの日の長崎戦では2試合ぶりに先発出場。後半26分に決めた約30メートルの直接FKが、サポーターへの惜別ゴールとなった。試合後はゴール裏のサポーターに向けて「みなさんの応援は一生忘れません」とあいさつし、目頭を押さえ涙をこらえた。大きな声援を背に、延べ2年半在籍した神戸を去る。

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