ザックジャパンにヨルダン戦勝利厳命

 日本サッカー協会は19日、日本代表各年代の2013年の年間スケジュールを発表した。男子のアルベルト・ザッケローニ監督(59)は来秋に欧州遠征を希望しているが、9月と11月にはW杯予選のプレーオフがあるため、5大会連続のW杯出場を決めるまでは遠征など独自の日程を設定できない。原博実強化担当技術委員長(54)は「早く決めて早く言いたい」として、勝てば出場が決まる来年3月26日のW杯最終予選ヨルダン戦の勝利を求めた。

 未定が多い年間予定発表会見となったが、決めたくても決められない事情があった。来秋の海外遠征について問われた原技術委員長は「3月で(W杯が)決まるか、6月までいくかというところで、あらゆることを想定している。早く決めて、早く言いたい」と、答えに窮していた。

 13年6月のコンフェデ杯(ブラジル)後、世界の強豪と対戦する機会として、ザッケローニ監督は来秋にも欧州遠征を希望している。しかし、日程的に海外遠征を組める9月以降では、欧州のチームと対戦できる11月には大陸間プレーオフがあるため、現時点では自由に使えない。

 最終予選では2位に勝ち点差8をつけて首位を独走しているとはいえ、プレーオフに回る3位に順位を落とす可能性は消えていない。一方、ヨルダン戦に勝てばW杯出場が決まり、遠征先や対戦相手との交渉に本腰を入れられる。

 原技術委員長は「ヨルダン戦で決めた方が交渉もしやすい」としており、そのためにヨルダン戦の直前3月22日にカタールで国際親善試合(対戦相手未定)を設定した。93年のJリーグ開幕後、W杯最終予選直前の調整試合を国際Aマッチとして海外で行ったことはなく、日本協会の意気込みが伝わってくる。

 来秋以降の日程について、ザック監督は「原さんがチームに何が必要か把握しているので、その点は信頼している」と原技術委員長に一任する考え。今年はフランスに勝って自信をつけ、ブラジルに完敗して世界との距離を知った。意義深い欧州遠征実現のため、ヨルダン戦は重要な意味を持つ。

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