内山4・27コラレスとV12戦

 「ボクシング・WBA世界スーパーフェザー級王座統一戦」(4月27日、大田区総合体育館)

 ワタナベジムは11日、都内で4月27日に東京・大田区総合体育館でトリプル世界戦を行うと発表した。ただし、相手が決まったのは内山高志(36)だけで、暫定王者のジェスレル・コラレス(24)=パナマ=と12度目の防衛戦を行う。

 V12戦は当初、元WBA世界フェザー級スーパー王者のニコラス・ウォータース(ジャマイカ)と交渉を進めていたが、WBAが正規王者のハビエル・フォルトゥナ(ドミニカ共和国)との対戦を指令。だが、交渉が決裂し、1試合を挟む形でコラレス戦が認定されるという複雑な経緯をたどった。

 内山は「フォルトゥナを想定して、イメージトレーニングしていたので、モチベーションが下がったというのはあるけど、最初のタイトルマッチと思って、圧倒的な勝ち方をしたい。相手が決まれば負けない。それだけ」と、気持ちを切り替えた。

 コラレスの次がフォルトゥナ戦になる予定だが「正規と暫定王者はいらないと思う。この2つは倒したい」と、スーパー王者の本音も口にした。

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