多田3-0判定で2年半ぶり王座奪回

 「ボクシング・IBF女子世界ミニフライ級王座決定戦」(11日、神戸市立中央体育館)

 元WBA世界女子ミニマム級王者の多田悦子(真正)がカレリー・ロペス(メキシコ)を3-0判定で破り、IBF世界女子ミニフライ級新王者となった。中盤に利き手の左こぶしを痛めたが、高い技術でポイントを重ねた。34歳で2年半ぶりに王座に返り咲き「(ベルトが)獲れなかったら引退するつもりだった」と明かした。

 2013年9月にフュチュールから真正へ移籍。昨年の世界挑戦は敵地で失敗していただけに「ようやく真正ジムにベルトができた」と胸をなで下ろしていた。

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