和毅3‐0判定29連勝も「全然ダメ」

 「WBO世界バンタム級タイトルマッチ」(3日、ボディメーカーコロシアム)

 ボクシングのトリプル世界戦「亀田祭り2013」が開催され、WBO世界バンタム級タイトルマッチでは、亀田3兄弟の三男で王者の亀田和毅(亀田)が、同級6位の挑戦者・イマヌエル・ナイジャラ(ナミビア)に3‐0の判定で勝ち、今年8月に獲得した王座の初防衛に成功した。

 3‐0の大差判定で初防衛のコールを聞いても和毅に喜びはなかった。「王者になって地元で世界戦が初めてで硬くなった。全然ダメです」。勝利を祝う地元・大阪の大コールにもリング上で悔しさをあらわにした。

 序盤はナイジャラの「長い距離間」に手を焼いたが、3回から本領発揮した。作戦通り、ボディーへ左右の連打をぶち込み、何度も追い詰めた。

 終盤も大攻勢を繰り返し、12回も最後まで猛ラッシュ。だが、あと一歩、仕留め切れなかった。「下半身、上半身がバラバラ。あんなんにやりにくい言うてたらアカン。倒しに行くつもりやったし、KO狙っていたから悔しいよ。(自己採点は)5点。帰ったらおやじに怒られるわ」と苦笑いした。

 それでも、18戦17勝1分けの挑戦者を圧倒して退けた。無敗対決を制し、連勝を29に伸ばした。「今年は3試合して全勝。王者にもなって防衛もできた。納得はいってないけど、いい勉強になった。俺はまだ22歳。まだここから伸びる」と1年を振り返った。

 来年はさらなる飛躍の年を誓う。「次は指名試合が来るから」と、V2戦は同級1位ランディ・カバジェロ(米国)との指名試合が濃厚だ。

 「バンタムはあと2戦くらいかな」と、指名試合ともう1試合後に階級を上げることを示唆。5度防衛中のWBC同級王者・山中慎介との統一戦には「指名をクリアしないと、ついて来ない」とバンタム最後の一戦として含みを持たせた。

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