敗戦から2日、那須川天心が心境「俺は大丈夫、強く生きる」ラジオ欠席も生放送で前向きメッセージ“投稿”「挑み続ける」

 27日に行われたボクシングWBC世界バンタム級タイトルマッチで、王者・井上拓真(30)=大橋=に0-3で判定負けした那須川天心(28)=帝拳=がレギュラー出演しているTBSラジオ「那須川天心のかんきもラジオ」が29日、生放送でオンエアされた。天心は欠席したものの、番組冒頭で「今回の試合は自分自身に負けなかったです。自信を持って試合をすることができました。みんなの大声援が俺の背中を押してくれました。本当に感謝しています。胸を張って前を向いています。俺は大丈夫です。人生はまだまだこれからです。絶対に負けません。強く生きていきます。俺は那須川天心ですから」とメッセージを寄せた。

 天心は昨年11月24日にプロ初黒星を喫した因縁の相手と307日ぶりの再戦に臨み、7回には左ストレートでダウンを奪う見せ場をつくったものの、試合全体を通じては王者にペースを握られた。死力を尽くしたものの、またも判定負けで雪辱はならず、試合直後の会見では「めっちゃ悔しい。こんだけ(対策や準備を)やっても無理かと。何が何だかわからない」と整理がつかない様子で、目に涙を浮かべながら頭を抱えた。

 敗戦から2日、パーソナリティーの天心は不在となったが、試合を見たリスナーからの熱いメッセージが次々と読み上げられ、放送を聞いているとみられる天心からもその都度、生メッセージが届いた。「ダウンを取ったあのパンチはみんなの思いが乗ったパンチです。みんながあのパンチを出させてくれました。心から感謝しています」とファンへの思いを明かし、「戦いは終わっていません。あきらめない限り、戦いは続きます。僕は挑み続けます。負けたと言わない限り、勝っています」と人生のスタンスを強調した。

 その後もリスナーからは励ましや労いのメッセージが殺到したが、天心は「視野が狭くなると、自分でも何が何だか分からなくなるときがあります。そういったとき、みんなのメッセージで思い出させてもらうことが多々あります。今回もそうです。僕は今、生きている実感が一番あります」と感謝を込めた。

 同番組では、昨年の敗戦翌日にも生出演し、冒頭10分間の試合の振り返りでは「悔しい」と8度連呼するなど、胸の内を明かしていた。

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