復活勝利の平本蓮、判定“物議”も自信「2、3は取った」試合直後は悔し涙も勝利確信を強調 ダウトベックは不満爆発「平本は負けたと思っていたはず」
「超RIZIN.5」(10日、京セラドーム大阪)
2年ぶりのMMA復帰戦となった“令和の黒きカリスマ”平本蓮(28)は、11連勝中だったカルシャガ・ダウトベック(32)=カザフスタン=に2-1で判定勝ちを飾った。1回にダウトベックの強烈な左拳を浴びて圧倒されたが、2回以降は平本がカーフキックや鋭いボディーで巻き返しを計り、嫌がる相手がテークダウンで時間を使う展開が続いた。ゴングの瞬間、ダウトベックは勝利を確信してガッツポーズ。平本はぼう然とした表情でかがみ込み、涙も浮かべる対照的な雰囲気だったが、判定結果が告げられると場内はどよめき、平本は驚いたような表情も浮かべてガッツポーズした。
平本は辛勝後の会見で「強靱なボディーに生んでくれた親に感謝。死闘になると思っていたので」と第一声。判定が出る前は涙ぐみ、結果が告げられると驚いたような表情を見せたが、「いろいろ(感情が)あって。KOするつもりだったので、悔しくて泣いちゃいました。勝って当たり前。(試合映像を)見返したが、2、3(ラウンド)は取れていた。判定をゴチャゴチャいう人はUFCを見ましょう。時代は打撃なので」と、改めて勝利には自信があったことを強調。初回にパンチを被弾した際にグラついて後退するシーンがあっただけに、「1ラウンドで取る人によっては10-8取るのかなと。ただ、(採点は)ラウンドマストなので、2、3は取っているから大丈夫だとセコンドに言われた。客観視してくれてよかった」と振り返った。
一方、ダウトベックは「言葉では言い表せない。自分が負けたとは思っていない。平本は試合後、しゃがみこんで泣いていた。彼は自分は負けたと思っていたはず。どうしてああいう結果になったのか審判に聞いてみたい」と不満を隠さなかった。
平本は2年ぶりのMMAの実戦で強豪相手に復活の勝利を挙げたが、今後については「あまりにもストライカーとやって(格闘技ファンなどから)ブーブー言われるので、グラップラーとやって、大みそか、バンテリン(ドーム)を盛り上げたい」と展望を語った。また、メインで2団体王者に輝いたラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)への挑戦については「(やるなら)あと1、2戦挟みたい。現実的に」と言及した。
