【スターダム】19歳吏南が「5★STAR」最年少優勝「上谷沙弥だけじゃない」11歳デビューから8年目で悲願成就、元ヤクルト真中満氏も歓喜
「プロレス・スターダム」(23日、両国国技館)
シングル最強決定戦「5★STAR GP」の決勝が行われ、吏南(りな)がスターライト・キッドを撃破して初制覇した。
19歳7カ月での優勝は、鈴季すずの21歳0カ月を更新して史上最年少記録。ビッグタイトルを手にした若き極悪ファイターは「19歳、史上最年少優勝だ。まだ、優勝することしか考えてなかったから、(ベルト挑戦など)この先のことなんてわからないけど、お前らの目が飛び出すビックリすることをやってやるから、私から目を離すな。上谷(沙弥)だけじゃない。私もスターダムを世界一の団体にしてやるから、私とスターダムについて来い」と高らかに宣言した。
この日、準決勝でも舞華との激闘を制した吏南は、S・キッドとの頂上決戦で死闘を制した。右膝を狙われ、マフラーホールドで何度もピンチを迎えたが、歯を食いしばった。25分を過ぎてギアを上げると、故・木村花さんから受け継いだタイガーリリー(ミサイルキックからのパッケージドライバー)を決めた。キックアウトされたものの、自身のフィニッシュ技Pink♡Devilで決着をつけた。
2018年10月に11歳でデビューし、高いテクニックやマイクを駆使して極悪軍団「H.A.T.E(ヘイト)」の一員としても活躍。普段はヒールだが、この日ばかりは試合後に会場を練り歩き、ファンとタッチして回った。また、“相方”と慕う元東京ヤクルトスワローズ監督の真中満氏(55)もゲストとして会場に訪れており、歓喜を分かち合った。
キャリア7年10カ月で大きなタイトルを手にし、バックステージで「最年少優勝、まだ早いっていうやつは言うけど、私からしたらやっとだよ。ずっと頂点を取り逃してきて、やっと一番デカい価値があるものを取った。文句がある奴がいるなら、全員黙らしてやるよ」と感慨を込めた。「私は5★STAR優勝に懸けてたから、次に何が欲しいとか、何に挑戦したいとかは(まだ考えてない)。そもそも私はそれ(挑戦権獲得)もおかしいと思ってるし、チャンピオンの実力者も全員出ている5★STAR(制覇)が一番価値があるもんじゃないの?」と持論を唱えつつ、「今スターダムでトップだと勘違いして、あぐらかいている奴ら、これが現実で、19歳の私が優勝したんだよ。これからもどんどん面白いもん見せてやるから、楽しみにしとけ」と気炎を上げた。
