スターダム・なつぽいが引退発表 来年1・3横浜大会がラストマッチ「幸せだった」鷹木信悟との結婚に続き、涙のサプライズ報告

 女子プロレスのスターダムは23日、都内で記者会見を開き、人気レスラーのなつぽいが来年1月3日の横浜武道館大会で引退することを発表した。なつぽいは「このたび、なつぽいは2027年1月3日をもってプロレスラーを引退することを決意いたしました。今年から徐々に考え始め、プロレスラー人生に区切りをつけ、新たな人生を歩もうと思い決断いたしました」と報告。18日にはIWGP女子選手権試合で王者・朱里に挑戦し惜敗していたが、「悔しい気持ちでいっぱいですが、ベルトを巻いても巻くことができなくても引退を決断していました。残り5カ月、感謝を込めて最後の最後までレスラーとして挑戦し続ける戦いを見せたい」と決意を込めた。

 なつぽいは15年にデビューし、21年1月にスターダムに入団。白いベルト(ワンダー・オブ・スターダム王座)を奪取するなど、人気と実力を兼ね備えた中心選手の1人として活躍してきた。思い出について聞かれると、涙ぐみながら回想し「巡業で苦しい中でもみんなで語り合ったりした時間とかが込み上げてくる。本当にプロレスって苦しいこと、つらいことがたくさんあるが、リングに立つと応援やみんなの声(に救われる)。普通に生活していたらないことなので、そういう場にいさせてもらえたこと幸せだった」と感慨を込めた。

 今年1月には、新日本プロレスの鷹木信悟(43)と結婚したことを公表してたが、またもサプライズ報告となった。「プロレスラーとして12年間走ってきたが、いろんな挑戦、経験もして、今年結婚も発表させていただいて、次の人生を考えるようにもなってきた。その中でプロレスラーとは別の新たな人生を歩みたいと考えたのが(引退の)きっかけ」と明かした。

 所属ユニット「コズミック・エンジェルズ」の盟友・安納サオリや、親友でフリーのSareee(30)、夫の鷹木らにも引退の意向を伝え、背中を押してもらったという。

 引退後はいったんプロレスから離れるものの「レスラーではなくなるけど、このオーラは消しきれない(笑)。(スターダムで)何かできることがあれば何でもしたい」と語った。これを受け、スターダムの岡田太郎社長も「スターダムとしても隠しきれないオーラで、レスラーじゃなくてもファンの方に何かを届けることができる方なので、仕事を受けていただきたいし、サポートしていきたい。なつぽいのことだから、暴れたくなったらいつでも(復帰して)っていう気持ちもあります」と、ウェルカムな姿勢を示した。

 ◆なつぽい 7月19日、神奈川県横浜市出身。新体操やバトントワリングを経験し、2015年5月31日、万喜(まき)なつみとしてプロレスデビュー。東京女子を経て、21年1月にスターダム入団し、リングネームを「なつぽい」に改称。ハイスピード王座、ワンダー王座などを獲得した。夫は新日本プロレスの鷹木信悟。得意技はフェアリアル・ギフトなど。150センチ、47キロ。

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