【RIZIN】榊原信行氏、ブレイキングダウン戦士に私見「原点帰って倒しにいかないと面白くない」8・11東京大会ではBD出身ジョリーが平本丈と激突、細川一颯も参戦
RIZINは23日、「RIZIN.54」(8月11日、トヨタアリーナ東京)の追加カード発表会見を都内で開いた。1分間最強の格闘イベント「ブレイキングダウン(BD)」出身のジョリー(29)がRIZIN3戦目で、平本蓮(27)を兄に持つ平本丈(22)との激突が決定。さらに、BD戦士の細川一颯(26)はRIZIN2戦目で初のプロMMA戦となる直樹(34)との対戦が決まった。
また、榊原信行CEOは会見後に取材に応じ、BD勢への私見を語った。今月14日に福岡で開催されたBDでの3対3の対抗戦では、RIZIN代表の“怪物くん”鈴木博昭がBDの井原良太郎に判定負けする波乱があったが、今後の対抗戦継続については「ヒリヒリしない」と消極姿勢。「1分1ラウンドの試合で(井原は)わりと堅い試合をしていたじゃないですか。あんなん見たくないなって、ガンガンいけよって。井原が試合をつくってKOを取ってれば僕らは(敵地に)やり返しにいく必要があるが。(RIZINとしては)別にほしいわけでもないけど、井原選手も井の中の蛙じゃなく、こっから先は(他の舞台に)打って出て、ブレイキングダウンの強さを証明することが必要かな、ファンが見たいのはそっちかなと思う。プロモーター的な発想では」と、率直に語った。
朝倉未来が発案した1分間限定で倒し合うフォーマットについては「天才」と改めて称賛しつつ、「1分なんだから先のことを考えずに、無呼吸じゃないけど全力で殴り合うことを誘発させる意図。(今回の井原は)それに反する試合展開をしていた。もう1回原点に帰って、負けたくない試合じゃなく相手をぶっ倒しにいくメンタリティーでいかないと、特にBDは観ている側は面白くないですよ」と厳しく批評した。
井原はRIZINに参戦している篠塚辰樹との対戦をアピールしているが、「(こちら側から)BDに出ることは100%ない」と断言。今回のジョリーや細川のようにBD戦士が真価を発揮する場としては、相応のスタミナや技術も必要となる3分×3~5回のキックルールや、5分×3回のMMAルールなど、世界標準のプロ格闘技のフォーマットに則って戦うことが前提とし、「やりたいんだったら(RIZIN等に)出てくるしかない。細川一颯のようにチャレンジするしかない」と、RIZINとしてのスタンスを強調した。
