林下詩美がスターダム2年ぶり再入団で心境「全てが変わった…選手の成長具合、会場規模、ファン」6・30王座挑戦も電撃決定【一問一答】

 女子プロレスのスターダムは22日、都内で記者会見を開き、元ワールド・オブ・スターダム王者の林下詩美(27)が同日付で入団することを発表した。24年3月に退団したが、今年5月30日から古巣リングに再び参戦しており、2年ぶりの所属復帰が正式決定。また、新しくワールド王者に輝いたばかりの鈴季すず(23)が初防衛戦の相手として詩美を電撃指名し、再入団から8日後となる6・30後楽園ホール大会での団体最高峰の赤いベルト挑戦も決定した。詩美の再入団会見での一問一答は次の通り。

 -スターダムに再び参戦してから1カ月で入団が正式に決まった。

 「懐かしいのもあるんですけど、新しいものも多すぎて、まだまだ今のスターダムでもっと知るべきこと、感じられるものがたくさんあるなと思ってます」

 -再入団してすぐタイトルマッチも決まった。

 「いや、もう急すぎて(笑)。こんなに急にベルト挑戦というのをしたことがないんですが、でも入団して早々に赤のベルトに挑戦できるのはすごくうれしい。自分もあの赤いベルトを持っていた時期があって、やっぱり強さの象徴、団体の象徴のベルトは誰もが欲しいもの。自分もあのベルトがすごくほしいので、挑戦できること自体はすごくうれしいです」

 -鈴季すずから挑戦者として指名されたが。

 「どうなんですかね。なめられてるっていうのは感じてなくて。どちらかというと、こんなに入団してすぐに赤いベルトを懸けてやろうって、めっちゃすずは林下詩美のことを見てくれてるやんって思いました。私がチャンピオンだったら、その辺の人とタイトルマッチなんて絶対にしないので、林下詩美は赤いベルトを懸けてやるのにふさわしい人だと思われてるんだなと思いました」

 -一番対戦したい人(上谷沙弥)がいるが、ベルトを取った場合は挑戦者として指名したいか。

 「もちろんです」

 -ここでベルトを取れば次の「5★STAR GP」は王者として出場する可能性も高くなる。

 「もうすでに戻ってきた林下詩美を見ている、注目している人が(団体内に)いっぱいいると思うんですが、さらにそこにベルトがあったら、もうみんな林下詩美を見て見ぬふりはできないだろうなと思います。私がプロレスラーとしてベルトがほしいのもありますが、いろんな意味も込めてほしいですね。あのベルトを持って5★STARに出たいです」

 -6・20代々木大会での鈴季すずVS玖麗さやかのワールド選手権試合を見て。

 「全部すごかったですね。すずがすごいっていうのは元々知ってましたけど、自分の中の玖麗はデビューしたばかりのイメージが強かったので、玖麗のすごさもすごく感じましたし。やっぱり、すずはとってもクレイジーですごいやつだなって思いましたし、会場の熱気もすごく感じて。自分は映像で見てたんですが、画面越しにすごく圧倒されて刺激をもらったし、やっぱ(赤いベルトの戦いは)こうじゃなきゃダメだよなと思いました」

 -今度のタイトルマッチではあれ以上の試合を。

 「見せられると思います。ご存知でしょうか、自分とすずは同期なので。同じ18年デビュー。自分は同期ってすごく大好き(笑)。大好きな同期と赤いベルトを懸けて試合ができるなんて、こんな最高のシチュエーションはないと思ってます。こんなにワクワクしてるのはたぶん私だけじゃなくて、すずもすごく楽しみにしてくれてるだろうなと勝手に思ってます。6月30日、すごいことになるんじゃないでしょうか」

 -以前、自身が赤いベルトを巻いていた時期と比べて今のスターダムはどうか。王者になったらどうしたいか。

 「もちろん、(団体に)いる人も違うんですが、私がいた当時の若手の子たちが今見違えるほどすごい選手になっていて、知らないユニットだったり、知らない選手だったりがたくさん増えていて、会場にいらっしゃるファンの方の量というんでしょうか、全てが変わってるなと感じています。で、ベルトを自分が取ったら、自分にとってあの赤いベルトはすごく思い入れが強くて、やっぱり団体最高峰のベルトなので、スターダムの顔になって、そしてプロレスというものを皆さんに知っていただくことに力を入れていきたいなと思います」

 -入団が正式に決まったっていうところで、故郷に帰ってきたという感じなのか、新しい団体にでの戦いが始まったのか。

 「故郷に帰ってきたという気持ちもなくはないんですが、気持ち的にはまたイチから新しく、また新たな一歩という気持ちでいます」

 -2年ぶりに帰ってきたスターダムで感じる変化はあるか。

 「全ての面において、2年という時間のデカさを感じています。選手の成長はもちろん、やっている会場の規模だったり、来ているファンの人の量だったり、いろんなところに(感じる)。特に、上から(目線)みたいな言い方になりますが、選手の成長具合ですかね、感じたのは」

 -かつての所属ユニット「クイーンズクエスト(QQ)」のメンバーに対する今の気持ちは。

 「1人1人に対してちょっとずつ違う気持ちがあるんですが、それはここ(記者会見)じゃなくて本人に言いたいので、また後日」

 -先日のAZM選手と天咲光由選手とのやり取りは。

 「すごく愛情は感じましたけど、でもまだちゃんとおかえりと言ってもらえてないので。自分もはっきり2人にちゃんと伝えるものを伝えられてないので、次はその時なのかなと思います」

 ◆林下詩美(はやしした・うたみ)1998年9月14日、鹿児島県奄美市出身。「ビッグダディ」こと林下清志氏の三女で、18年8月にスターダムでデビュー。20年11月に団体最高峰のワールド王座を初戴冠し、9度の防衛を重ねて21年には女子プロレス大賞を受賞した。24年3月でスターダムを退団し、同年4月にマリーゴールドに入団したが、26年5月に退団。得意技はトーチャーラックボム。166センチ、72キロ。

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