急展開!林下詩美が2年ぶりスターダム再入団 復帰8日後に異例の王座挑戦も電撃決定…新ワールド王者・鈴季すずから指名「いいんですか?ビックリ」

 女子プロレスのスターダムは22日、都内で記者会見を開き、元ワールド・オブ・スターダム王者の林下詩美(27)が同日付で入団することを発表した。24年3月に退団したが、今年5月30日から古巣リングに参戦しており、2年ぶりの所属復帰が正式決定。また、6・20代々木大会で新ワールド王者に輝いたばかりの鈴季すず(23)が初防衛戦の相手として詩美を電撃指名し、調印式も急きょ行われた。再入団からわずか8日後となる6・30後楽園ホール大会で、異例となる団体最高峰の赤いベルトへの挑戦が決定した。

 急展開が続いた。詩美は代々木大会の8人タッグ戦で元盟友の上谷沙弥(29)からピンフォールを奪い、試合後にスターダム入団の意向を表明していた。これを受け、岡田太郎社長は「参戦から1カ月たってない状態ではありますが、多くのスターダムファンから支持を得ていると私も実感している」と承諾。手渡された団体公式ジャージーに袖を通した詩美は「目標ややりたいことはたくさんありますが、スターダムの一員として、レスラーとしてまだまだ大きくなっていきたい」と所信表明を行った。

 ただ、ここで赤いベルトを持った鈴季が「面白いこと思いついちゃった」と会見に割り込んでくると、「詩美が帰ってきて、意外とお客さんも選手も歓迎ムードで安心したっしょ?批判が少なくてよかったなと思ったっしょ?アタシが知ってる林下詩美はもっとギラついて全力だった。なんか最近おとなしくない?これ(赤いベルト)、せっかくだからやらない?」と提案。岡田社長も勢いに押される形で「や、やりましょう」と首を縦に振り、タイトルマッチが決定した。

 とんとん拍子で4年半ぶり2度目の戴冠チャンスが転がってきた詩美は「いいんですか…?こんなんで決まったタイトル(マッチ)は初めて」とやや困惑しつつも発奮した様子で、「まだいろいろと(理解が)追いついてないが、入団したてで赤いベルト挑戦も決まりました。ビックリしてます。でも、こんなチャンスもない。タイトルマッチでめちゃくちゃカッコいいところ、スターダムにめっちゃすごいヤツが来たってところを見せたいです」と決意を込めた。

 ◆林下詩美(はやしした・うたみ)1998年9月14日、鹿児島県奄美市出身。「ビッグダディ」こと林下清志氏の三女で、18年8月にスターダムでデビュー。20年11月に団体最高峰のワールド王座を初戴冠し、9度の防衛を重ねて21年には女子プロレス大賞を受賞した。24年3月でスターダムを退団し、同年4月にマリーゴールドに入団したが、26年5月に退団。得意技はトーチャーラックボム。166センチ、72キロ。

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