引退撤回した比嘉大吾が復帰戦へ 一時は営業マンの道も「やっぱりボクシングは天職」 4戦連続の世界挑戦へ「覚悟を持って」

 ボクシングのトリプル世界戦(7月20日、両国国技館)の開催発表会見が19日、都内で開かれた。WBA世界バンタム級王座決定戦は、同級1位の増田陸(28)=帝拳=と同級2位の比嘉大吾(30)=志成=が争う。WBO世界スーパーフライ級王座決定戦は、同級3位で元世界2階級制覇王者の寺地拳四朗(34)=BMB=が同級4位イスラエル・ゴンザレス(29)=メキシコ=と激突。WBC世界ライトフライ級王者・岩田翔吉(30)=帝拳=は初防衛戦で同級1位エリク・バディジョ(30)=メキシコ=を迎え撃つ。

 比嘉が1年ぶりにリングに帰ってくる。昨年7月、王者バルガス(米国)にドローで及ばず引退を表明していたが、「やっぱりボクシングは天職だなと。帰ってまいりました(笑)」と撤回。きわめて異例となる4戦連続での世界挑戦となるが「覚悟を持って世界王者になる」と発奮した。

 一時は営業マンとして就職するつもりだったものの「イメージした時よかったのはボクシングをやっている人生だった」と再起に傾いたという。「3回連続くらい引退詐欺をしてしまったが、この場を借りて引退しませんと」と宣言した。

 WBAバンタム級王座をめぐっては堤聖也が負傷で休養王者となっており、今月13日には前世界3団体スーパーフライ級王者“バム”ジェシー・ロドリゲス(米国)が王者バルガスを撃破し、新王者に輝いた。

 ただ、バムはスーパーバンタム級王者・井上尚弥(大橋)との対決も視野に入れており、今後が不透明だ。主催者の帝拳は「7月20日までにロドリゲスの動向も決まり、正常にタイトルマッチが行える状況に戻る事を期待する」と状況を説明。世界初挑戦の増田は「必ず世界王者になりたい」と決意を込めた。

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