不慮の死を遂げた先輩への敬意、異例の第2試合要求 世界ジュニア王者の立花誠吾と田村男児が熱く決意【全日本プロレス】

会見で胸の内を語った田村男児(左)と立花誠吾
会見で胸中を語る田村男児(左)と立花誠吾
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 全日本プロレスの6・18後楽園ホール大会で世界ジュニアヘビー級選手権試合に臨む王者・立花誠吾(28)=アップタウン=と挑戦者・田村男児(26)が9日、都内で会見。王者は当日の第2試合での王座戦を要求し、挑戦者は亡き先輩への思いを口にした。

 今年1月に初戴冠し、ようやく初防衛戦に臨む立花。ここまで14回の前哨戦を重ねており「こいつのパワーはジュニアじゃねえ。14回も前哨戦やってよ、ラリアットを何発受けてんだ、この野郎。タイトルマッチの前に、体が壊れるんじゃねえかって、毎回食らうたびに思ってたよ」と不満を爆発。11日・新宿大会を含めて「15回の前哨戦って、ふざけんなよ、お前」と息巻くが「「一回も防衛戦やってないのは悪い。確かにな。もっと防衛戦をしたかったけれど、都合が合わなくてな」と、負い目も感じているようだ。

 2年前のTV選手権が大会第2試合で行われたことを挙げた立花。「2年前のオマージュじゃねえけどな、第2試合であの日一番すげえ試合をしたと思っているからよ。同じシチュエーションで、2年前の俺たちを超える。いいだろう、この野郎」と団体側に迫った。

 一方の田村は冒頭で「世界ジュニアのベルトは、世代によって、人によって重みが多分違うと思う。面倒くさくて、こだわりのある人たちがベルトを守ってきた。僕はそういう男たちの背中を見て育ち、学んだ部分が大きい。人によって(思い入れは)違っていいけれど、そう思っていることを分かってほしい」と、自身の思いを吐露した。

 影響を受けた過去の王者については「青木篤志という、人にも厳しく、自分にも厳しいレスラーを尊敬していました。正直、練習生の時は面倒くせえな、と思うことありましたけど、リスペクトをしていた」と明かした。2019年に交通事故で急逝した青木、他にも佐藤光留らの名前を挙げて、生え抜きとしてのプライドを見せた。

 当日は三冠ヘビー級選手権など、各王座戦が実施される。立花は「思いっきりぶつかって、やり合って、しばき合いたい。他の団体のジュニアじゃできねえような試合をする。絶対に他の団体に負けない。そしてその日やる全日本のどの試合にも負けない試合を俺たちがする。その覚悟を持って、第2試合で素晴らしい試合をするぞ、この野郎」と言葉は乱暴ながらも、真面目で純粋な意気込みを口にしていた。

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