元世界王者・重岡優大氏 矢吹正道の世界戦会場でカフェ出店 ファン行列「コーヒーも日々勉強」
ボクシング元WBC世界ミニマム級王者の重岡優大氏(29)が6日、愛知県国際展示場で開催された「3150FIGHT10」の会場に、自身が経営するカフェ「Shinonome coffee」を出店した。ドリップコーヒーなどドリンクだけでなく、「まずはボクシングファンに味わってほしい。ここから第一歩を踏み出したかった」と自家焙煎のコーヒー豆を数量限定で先行販売した。今大会はIBF世界フライ級王者・矢吹正道(33)=緑=が2度目の防衛戦に臨む。
優大氏の弟で、元IBF世界ミニマム級王者の重岡銀次朗氏(26)が昨年5月の世界戦の後に急性硬膜下血腫のため開頭手術を受け、現在もリハビリを続ける。優大氏も弟を支えるために、昨年8月に現役を引退し、故郷の熊本市に戻り、今年2月にカフェをオープンした。
今大会のプロモーターを務める元世界3階級王者の亀田興毅氏からオファーがあり、出店を決めたという。「興毅さんは今でも僕ら兄弟のことを考えてくれてありがたい」と感謝する。「ボクシングを20年してきたけど、自分のボクシングに合格点を出すような性格ではなかった。コーヒーも日々勉強です」と行列をつくったファンを接客した。
会場の愛知国際展示場は昨年3月にラストファイトとなる世界戦を戦った会場。「銀(次朗)がいろいろとサポートしてくれたことを思い出す。ボクサーだった銀の姿がよみがえる。泣きそうになりますね」と話した。
