矢吹正道 メリハリ調整でV2防衛誓う 7月に34歳、大ケガも経験して「やっぱり人間は消耗品」
「ボクシング・IBF世界フライ級タイトルマッチ」(6月6日、愛知県国際展示場)
IBFフライ級王者の矢吹正道(33)=緑=が29日、同級3位のレネ・カリスト(31)=メキシコ=との2度目の防衛戦に向け、名古屋市緑区の所属ジムで練習を公開。タイから呼んだ世界ランカーを相手に4ラウンド手合わせし、試合前のスパーリングを打ち上げた。
7月には34歳になる。2023年には左アキレス腱(けん)断裂の大けがも経験した。年齢とともに「やっぱり人間は消耗品」と調整の難しさを実感している。「若いときだったらがむしゃらに練習していたけれど、(今は)けがをしたら終わり」と話すように、日曜を完全オフにしたり、シャドーにとどめる日を作ったりするなど、メリハリある練習に努めた。
興行主の資金繰り悪化で、直前まで試合の開催自体が危ぶまれた。矢吹自身は「開催して当たり前」と雑音をシャットアウトしつつ「もしファイトマネーがなかったとしてもやるしかない」と悲壮な思いも抱いていた。
それでもなんとかここまでたどり着いた。目標の統一戦や、スーパーフライ級に転向しての3階級制覇も視野に入れ「今回の内容次第で自分の次の道が決まっていく」と強い決意で試合に臨む。
