「変態だな」レジェンド撃破の井上拓真に兄・井上尚弥が感嘆「パーフェクトだった」統一戦希望も次は那須川天心との再戦か
ボクシングWBC世界バンタム級王者の井上拓真(30)=大橋=が3日、横浜市の所属ジムで、2日に行われた東京ドーム大会の一夜明け会見に臨んだ。前夜は元4階級制覇王者の井岡一翔(37)=志成=を迎え撃ち、2度ダウンを奪うなど圧倒。判定勝ちで初防衛に成功した。レジェンド撃破に「井岡選手と戦えたことは自分のキャリアの宝になる」と振り返り、今後については「戦いたい相手はいないが、ベルトを持っていれば誰でもいい」と改めて他団体王者との統一戦を希望した。
井岡とはハイレベルな技術戦となったが、拓真は2度ダウンを奪い、相手の終盤のカウンターもしのいで完勝してみせた。真価を示した弟の試合について、尚弥も自身の試合前のアップをしながら控え室でチェックし「パーフェクトだなと思いながら見ていた」と述懐。また、大会終了後、自宅に帰ってから従兄弟でもある井上浩樹(大橋)と拓真-井岡戦を見直したといい、「ロープ際のディフェンス、接近したときの肩の入れ方、密着具合、変態だなと話になった(笑)。それくらい2人で感心していた。あれが拓真にとって強いパターンかなと」と最大級の賛辞を送った。
一方、拓真自身は「家に帰って(試合映像を)見直そうとしたが、PPV(ペイ・パー・ビュー)を買ってなくて、その日はあきらめました(笑)。これからです」と、まさかの告白。尚弥は「僕は買いました!」と横やりを入れたが、父の井上真吾トレーナーも「自分も見られてない。(PPVを買う)システムがわからなかった」と苦笑いした。
また、4月11日に同級挑戦者決定戦を制した那須川天心(27)=帝拳=が拓真との雪辱戦を希望している。拓真は「またファンの皆さまがワクワクするようなカードをやっていきたい」と語った。大橋会長は「(WBCからの)指名試合がある。まだわからないが」と言及した。
