下町が判定勝ち「アドバイス通りできた」長谷川穂積さん助言完遂で勝利つかむ
「ボクシング・10回戦」(2日、東京ドーム)
フェザー級10回戦で元スーパーバンタム級日本王者の下町俊貴(グリーンツダ)が、阿部麗也(KG大和)に判定勝ちした。
サウスポー対決で、立ち上がりは右ジャブの差し合い。中盤からは、阿部が低く踏み込んだボディー攻撃や、左のオーバーハンドで顔面を捉えた。下町はジャブで距離を測りながら有効打を重ねた。8回には踏み込んできた相手に対してショートアッパーを合わせるなど終始試合を冷静に運び、勝利をつかんだ。
会見では、世界3階級王者の長谷川穂積さんから助言があったことを明かした。下町は「『独特なリズムで来るから付き合わない。強弱を付けると、ペースがとりやすくなる』とアドバイスをもらった。自分のスタイルじゃない前に出て手数を出すことで、阿部選手にうまくはまったかな」と実感を込め、「東京ドームの舞台で勝利することができてうれしい。アドバイス通りにできたことが勝因」とうなずいた。
敗れた阿部は、はっきりした口調で「ポイントを取り切れないラウンドが多かったので、しょうがない。受け入れざるおえない結果。かき乱すまではよかったけど、ヒットまでつなげられなくて、そこは下町選手のうまさとやりづらさ」と、敗戦を受け入れた。東京ドームの舞台には「ボクシングをやっていて、できることではない。結果は悔しいけど、入場から最高な気持ちだった。感謝したい」と語った。
