元世界王者エストラダ来日、4・11那須川天心撃破へ自信「相手挑発するが気に入ってる」3階級制覇へ王者・井上拓真への挑戦意欲
「ボクシング・WBC世界バンタム級挑戦者決定戦」(4月11日、両国国技館)
WBC、WBA世界バンタム級2位の那須川天心(27)=帝拳=と対戦するWBC同級1位で元世界2階級制覇王者のフアンフランシスコ・エストラダ(35)=メキシコ=が3日、成田空港着の航空機で来日した。「コンディションは非常にいい。2カ月間しっかり準備できた」と手応えを示し、「(天心は)試合数は多くないが、隙を見せてはいけない相手。全力で戦う。いい試合ができると確信している。来日できてうれしいよ。モチベーションは高い」と語った。
エストラダは49戦45勝(28KO)4敗の戦績を誇り、ローマン・ゴンザレス(ニカラグア)やジェシー・ロドリゲス(米国)とも激闘を繰り広げてきた。バンタム級転向2戦目で天心との挑戦者決定戦に臨むが、「3階級制覇したい。今回勝って、(WBC世界バンタム級王者)井上拓真選手と試合できればいい。その上で、那須川との試合がとても重要だ」と闘志を燃やした。
天心については「試合以外のことはよく知らない」と明かし、「彼の試合を見ていると、相手を挑発したりもするが、打ち合いもするので基本的には気に入っているよ」と印象を吐露。「私の性格は真面目で相手への敬意を忘れないので、そういうところも含めて見てもらいたい」と相違点を強調した。また、天心のスタイルについては「49戦やってサウスポーの相手は10人くらいだが、それぞれスタイルが違う。那須川天心はすごく速くて爆発的な力がある」と気を引き締めつつ、「天心も私のスタイルは初めてだろう」と勝利への自信をのぞかせた。
天心は昨年11月、井上拓真(30)=大橋=とのWBC世界バンタム級王座決定戦で喫したプロ初黒星から5カ月ぶりの再起戦で、いきなり元2階級制覇王者との挑戦者決定戦となる。エストラダについて「何でもできるし、一筋縄ではいかない。いろいろパターンを出していかないと勝てない相手。自分の気持ちや、持っているものを全てぶつけてKOしたい」と意気込んでいた。戦績は7勝(2KO)1敗。
