「最高の試合を」棚橋弘至 1・4東京ドーム引退大会完売に万感「10・9や猪木さん引退試合の光景を夢見てきた…最後に誇り」対戦オカダも感慨「棚橋さんに超満員見せたかった」

 オカダカズチカ(右)と対戦する棚橋弘至がポーズを決める(撮影・園田高夫)
 引退試合でオカダカズチカと対戦する棚橋弘至(撮影・園田高夫)
 引退への思いを語った棚橋弘至(撮影・園田高夫)
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 「プロレス・新日本」(4日、東京ドーム)

 新日本は3日、都内で大会前日会見を開いた。今大会で引退するエースで社長の棚橋弘至(49)は、対戦する元ライバルで米AEW所属のオカダ・カズチカ(38)とともに登壇。“100年に一人の逸材”は1999年10月のデビュー以来、最後の試合を前に「いよいよ(前日まで)来てしまった。いろいろあった26年間だったが、明日は棚橋コール一色に東京ドームを染めてもらって、最高の試合を…勝って終わりてえな」と心境を吐露し、「明日はもう最後なので膝がどうなろうと、(必殺技)ハイフライフロー100連発でもいきますか。ぐらいの意気込みで最後、棚橋弘至の全力をお見せします」と決意を示した。

 観客が遠のいた冬の時代から新日本再浮上をけん引してきた逸材は、24年10月の引退発表から約1年間の引退ロードを全速力で駆け抜けてきた。ついに残り1日となったが、「全力で毎日生きてきて、その1日1日に後悔がない。レスラー生活は本当に充実していて。その延長線上の一日なので、いつも通りのルーティンで会場に行きたい」と平静を保った。

 棚橋引退大会とあってチケットは完売し、テレビ朝日が同日22時15分から地上波で大会の模様を放送することも決まっている。

 棚橋にとって新日本の東京ドーム大会は特別で、プロレスラーを志していた立命大の学生時代、深夜バスで上京して超満員の中で観戦した光景が今でも鮮明によみがえる。「1995年の10・9Uインターとの対抗戦と(98年4月4日の)猪木さんの引退試合。僕、会場にいました。もう本当に地響きのような、ドームが割れるんじゃないかっていうぐらいの大応援で、その光景を夢見て26年やってきて、最後のドームで満員にできたっていうのは僕の誇りです」と感慨を込めた。

 元ライバルのオカダとのレスラー人生最後の大舞台へ「皆さんの記憶の中に残りたいかな。僕がパッと10・9とか猪木さんの引退試合とか出たように、『あん時の棚橋の引退試合のドーム大会、すごかったね』って何年経っても思い返してもらえるような大会にします」と、祈りにも近い思いを込めた。

 対するオカダも「明日で棚橋さんが終わりだと思うと悲しくなる。でも、しっかりとボコボコにして、ハイフライフローもできないくらい、圧倒的な力の差を見せるので楽しみにしてください(笑)」と憎まれ口をたたきつつ、「僕らしくないかもしれないが、超満員の景色を棚橋さんに見せたかったので、この機会に見せられてよかったなと思います」と感慨深げ。「僕がヤングライオンの時は(観客が)全く入ってなかったですからね。感慨深いものがあります」と率直な思いもにじませ、「1・4っていったら(今後は)この試合をみんなが思い出してくれる日になるんじゃないかな」と棚橋ラストマッチへの決意を込めた。

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